乳がんは、オーストラリアで女性が最もかかりやすいがんです。3947
BreastScreen NSW は、50~74歳の女性に2年ごとに乳がん検診を受けるよう呼びかけています。
乳がん検診とは何ですか?
乳がん検診は別名マンモグラフィとも呼ばれる、乳房のX線検査です。この検査では、本人が変化に気付く前やしこりを感じる前に、米粒ほど小さいがんでも見つけることができます。
乳がん治療の最適な時期は、がんがまだ非常に小さいときです。乳がんが早期に見つかれば、治療も行いやすいです。ほとんどの女性は快方に向かい、通常の生活に戻ることができます。
あらゆる文化的背景を持つ女性が乳がんになる可能性があります。見た目も体調も良く、症状(病気)がなくても乳がんに罹患していることがあります。
なぜ乳がん検診が重要なのですか?
検診を受けるタイミング
- 50歳から74歳までは2年に1度。
- 医師の紹介は不要です。
- 40~49歳の女性や74歳以上の女性も検診を受けられます。まずは医師にご相談ください。
乳がん検診の予約方法
ご予約は13 20 50までお電話ください。予約の際に言語サポートが必要な方は、翻訳通訳サービス 13 14 50 をご利用いただけます。
検診時に通訳が必要な場合は、予約時、BreastScreen NSW にその旨をお伝えください。検診時にご家族やご友人が通訳をすることはできません。
他の女性と一緒に来て、お互いにサポートし合いたい場合は、グループ予約も可能です。
BreastScreen NSWは、ニューサウスウェールズ州で250カ所以上のクリニックと検診車を運営しています。
検診結果のかかりつけ医への送付を希望する場合は、検診時に当該医師の連絡先を持参してください。
検診を受けるに当たって
- ウェストから上の服を脱ぐ必要があるため、ツーピースの服を着用してください。
- パウダー、デオドラント、クリームなどはレントゲンに影響を与えるので、検診当日は使用しないでください。
- 女性の放射線技師(レントゲン撮影を行う医療従事者)が個室に案内しますので、そこで服を脱いでください。その後、乳房別にレントゲン撮影を行います。
- レントゲン撮影はすぐに終了します。乳房を圧迫される際、不快に感じる方がいるかもしれません。いつでも質問をすることができますし、乳がん検診を中止することもできます。
- 前回のマンモグラフィ実施者が BreastScreen NSW でない場合は、過去の乳房レントゲン写真をご持参ください。
以下の方は、スタッフにお申し出ください:
- 妊娠中または授乳中の方
- 乳房インプラントの挿入を受けた方
- ペースメーカーを装着している方
- 移動や背中、肩に問題がある方
BreastScreen NSWによる検診は、症状のない女性が対象です。乳房のしこりや痛み、乳首からの分泌物などの異変を感じたら、できるだけ早く医師の診察を受けてください。